[PR]

 ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」の司令塔が、所属する北国銀行で先発落ちしていた。27日の日本選手権決勝、横嶋彩(30)はチームが2連覇を果たしたなか、ベンチで大半を過ごした。低い姿勢で守備をこじ開けて打つことから、自ら名付けた「いのししシュート」も見られなかった。

新型コロナウイルスの影響で延期になった東京オリンピック。突如できた1年の空白期間は、アスリートたちにどう影響するのか。担当記者が探りました。

 意気消沈しているかと思いきや、その表情は明るかった。「悔しいというよりも、現状を受け入れて、自分の仕事をできるようにしたい」。左ひざには黒色のサポーターががっちりと巻かれていた。昨年9月と今年5月に負傷し、手術を受けた。「五輪が今夏にあったら、間に合わなかった。準備期間ができた。突破力だけではなく、判断力にも磨きをかけたい」

 東京五輪延期は「おりひめジャパン」にとって朗報だった。今夏なら、横嶋だけでなく、主将の原希美(29、三重バイオレット)も欠く危機だったからだ。

 原は昨年11月中旬、代表合宿…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。