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 横浜市と千葉県市川市の住宅に27日、警察官を装った男らが訪れ、横浜市の男性宅から現金約1200万円などが奪われた事件・事案で、双方の現場で男らが偽の警察手帳のようなものを提示していたことが、捜査関係者への取材でわかった。神奈川、千葉両県警は共通する手口から関連性があるとみて、情報交換をするなどして捜査している。

 捜査関係者によると、警察官を名乗る男らはいずれも住宅訪問時、住人に偽の警察手帳のようなものを見せたという。

 神奈川県警保土ケ谷署によると、27日午後6時ごろ、少なくとも男5人が横浜市保土ケ谷区の70代の男性宅を訪問。「警察官です」などと名乗って家宅捜索を装って室内を物色し、男性と妻、息子に外に出ないよう指示して室内にとどまらせた。現金や、暗証番号を聞き出したキャッシュカードなどを持ち去ったといい、神奈川県警が強盗事件として捜査している。

 一方、千葉県警によると同日午後1時半ごろ、同県市川市の住宅を警察官を名乗る私服の男数人が訪れ、「逮捕状が出ている」と告げた。住人が不審に思い「市川署に確認します」と言うと立ち去ったという。(黒田陸離、多田晃子)