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 国学院大は箱根駅伝の最終10区を、3年生ながら主将を務める木付琳(きつきりん)に任せた。9位でたすきを受け取った木付はそのまま9位でゴールし、10位以内を死守。3年連続でのシード権獲得に貢献した。最上級生が主将を務めるのが一般的な駅伝界で、重責を担う木付には、心の支えとなる2人の人生の先輩がいる。

 木付は前回の箱根駅伝で学生3大駅伝デビューを果たした。7区を走り、結果は区間11位。自分自身としては決して満足のいく結果ではない。だが、その後の新チームで、前田康弘監督は「キャプテンシーがある」と木付を主将に指名した。

 突然の指名に、「不安はあった」という。それでも「自分らしく主将を務めようと。もっと風通しのいいチームにしたかった。上級生と下級生の架け橋になろうと、コミュニケーションをとることを心がけた」。

 国学院大で3年生が主将になったのは、木付が初めてではない。昨年度の主将だった土方英和(現・ホンダ)も3年生から主将としてチームをまとめた。土方はチームのエースで、3年生で出場した箱根駅伝で「花の2区」を走って区間7位(日本選手では4位)。そして、前回も2区で区間8位(日本選手では6位)の成績を残した。

 木付はエースから主将を引き継…

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