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 菅義偉首相は30日午前、東京・赤坂の書店を訪れた。「新刊話題の本」のコーナーなどを10分ほどかけて見て回り、新書や雑誌を数冊購入した。

 そのうちの1冊は、今年9月に発売された「感染症の日本史」(磯田道史著)。平安時代の歴史書や江戸時代の随筆、約100年前のスペイン風邪流行時の政治家や文豪の日記などを歴史家の著者がひもとき、日本人が感染症にどう対応してきたか記している。

 今年1月中旬に国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されて以降、安倍前政権の官房長官時代から対策にあたる首相だが、この日購入した書籍を公務が少ない年末年始に読むものとみられる。

 首相は30日夕、大雪警戒を閣僚らに指示した後、記者団に「よいお年を」と自ら声をかけて、首相官邸を後にした。(小野太郎)