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 北朝鮮が2020年の業績をまとめた画報を朝日新聞が入手した。災害からの復旧を金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の現地指導で達成したとアピールしているほか、病院や医療機器工場、種苗場など暮らしにかかわる現場を詳しく紹介。長引く国際社会の経済制裁や米朝関係の改善に見通しがつかないなか、経済を外部に依存しない「自力更生」を徹底させる狙いが垣間見える。

 画報は「偉大な人民愛の2020年」と題され、130ページ余りの全編カラー。「外国文出版社」が制作しハングルで書かれている。業績を主に国外に住む朝鮮半島関係者に宣伝するためにつくったとみられる。中朝貿易に携わる関係者から入手した。

 全体では、正恩氏による党会議の司会や現地指導の様子が多くを占める。前半部分では、8月と9月に相次いだ水害や台風の被害と復旧が強調されている。正恩氏が平壌の全党員に復旧への参加を訴え、大勢の党員が地方に赴いて作業にあたる様子が描かれる。その「成果」として真新しいアパートや戸建て住宅の写真が登場する。

 暮らしにかかわる現場では、肥料工場や病院、養鶏場、医療機器工場、果物加工工場、種苗場、水力発電所などが紹介されている。

 後半では10月の党創建75年…

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