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 内戦が続く中東イエメンの南部アデンの空港で30日、大規模な爆発があり、少なくとも16人が死亡、約60人が負傷した。AP通信などが伝えた。

 空港には今月発足した新内閣で新首相に就いたアブドルマリク氏らが乗った飛行機がサウジアラビアから到着した直後で、多数の報道関係者も集まっていた。現地のテレビ報道では、ミサイルのような物体が飛来して空港の建物付近で大きな爆発が起きる映像を伝えている。新内閣メンバーを狙った攻撃の可能性もあるが、声明は出ていない。政府関係者にけが人はないという。

 今月18日には暫定政権と分離独立派の「南部暫定評議会」(STC)が反政府武装組織フーシに対し共闘するため、連立政権を発足させたばかりだった。

 STC幹部は朝日新聞の取材に対し、「新首相の到着時を狙った卑劣な犯行だ」と憤った。(ドバイ=伊藤喜之)