記者(41)と妻(41)が新型コロナウイルスに感染し、息子(3)だけは陰性。そんな状況で保健所から示されたのは、妻と子は自宅療養、記者1人が宿泊療養施設へ、という方針だった。
◇12月12日(土)
保健所と連絡が取れないまま、夜が明けた。間の悪いことに、この日は土曜日。こちらからの電話は自動応答に阻まれ、午前9時半ごろ、保健所から電話があった。
前夜からのモヤモヤを胸に話し始めたが、すぐに妻と保健所の認識に齟齬(そご)があったことが分かった。妻は親子で入れる施設があるなら行きたいと伝えたつもりでいたが、保健所側の記録では「親子同室入院は希望しない」と言ったことになっていた。
「言った」「言わない」を議論…
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