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 1日に放送されたNHKの連続テレビ小説「おちょやん」の第9週・第41回に、宝塚歌劇団の元花組トップスター明日海りおが初登場した。演じるのは、新派の元トップ俳優高峰ルリ子だ。

拡大する写真・図版プライドの高い元トップ俳優、高峰ルリ子を演じる明日海りお=NHK提供

 「おちょやん」は、大阪・南河内の貧しい家に生まれたヒロイン・竹井千代(杉咲花)が、喜劇へと魅せられていく物語。昭和3年夏、千代は新しい喜劇の一座「鶴亀家庭劇」に参加するため、4年ぶりに大阪・道頓堀へ戻る。

 一座には旧天海一座や歌舞伎、新派、歌劇団などさまざまなバックグラウンドをもつ役者たちが集まった。しかし、「喜劇界のアドリブ王」の異名をもつ旧天海一座きっての実力者、須賀廼家(すがのや)千之助(星田英利)が参加しないとわかると、役者たちは次々に辞めると言い出して……。

旗揚げ一座に加わって

 東京新派劇の名門一座で主役を張っていたルリ子(明日海)は、大山鶴蔵社長(中村鴈治郎)に頼まれて、鶴亀家庭劇に加わることになる。

 1日の放送では、一座の顔合わせの様子が描かれた。白い着物姿で部屋の中央に陣取り、ピンと背を伸ばして余裕たっぷりの笑みを浮かべるルリ子。京都で映画の修業を積んだ千代に「映画、映画、映画……。あんなものはお芝居とは違いますわね」と目も合わせずピシャリと言い放つ。

 8日から放送の第10週以降、彼女にスポットライトが当たる。プライドが高く、喜劇をバカにしていたルリ子の役者魂に火がついていく様子が見どころだ。(尾崎希海)