「強制不妊」表現した手話 法廷でみえたバリアーとは

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川村さくら
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裁判の後に開かれる報告集会で畠山啓子さんに手話通訳をする渋谷悌子さん。支援者や記者と弁護団のやりとりを伝える=2020年10月29日午前11時37分、札幌市中央区、川村さくら撮影
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 両手をチョキに。おなかの下で、はさみをざくっと切るように動かす。

 ある言葉を示す手話だ。

 2020年9月25日、手話通訳士の渋谷悌子さん(59)の姿が札幌地裁の法廷にあった。その手話をしたあと、渋谷さんは顔をゆがめ、苦しみを表現した。

 「不妊手術」。はさみで切り…

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