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 核兵器の開発や実験、保有を全面的に禁じる核兵器禁止条約(核禁条約)が1月22日に発効しました。核兵器を非人道的で違法とする初めての国際条約で、これまでに52カ国・地域が批准しています。「核兵器のない世界」を求める国際世論がこうした国々を後押ししている一方、核保有国や「核の傘」に依存する日本などは参加していません。

 批准した52の国・地域はどういう事情から参加しているのでしょうか。核問題に詳しい2人の専門家に聞きました。

 まずは東京農業大学の佐藤史郎准教授(国際関係論)にお話しいただきます。

――参加しているのは小国が多く、どういう国々かあまり知られていない気がします。

 「たしかに、中心的な一部の国以外の参加国についてはそれほど話題にはなっていないかもしれません。参加国は『核兵器使用の脅威に直面していない国』との言説もみられます。でもそれは、あくまで核保有国や核の傘に入る国からの視点であって、もう少し深く考える必要があります」

 「核禁条約の前文には『核兵器…

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