高校運動部の合同練習でクラスター、22人が感染 宮崎

新型コロナウイルス

矢鳴秀樹、神崎卓征
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 宮崎県宮崎市によると、県内の新型コロナウイルス感染症の感染者は1、2日で計56人を確認し、基礎疾患のある高齢者1人が死亡した。県立高校4校が合同で行った部活動の練習で22人、都城市の通所介護事業所で24人のクラスター(感染者集団)がそれぞれ発生した。学校関連のクラスターは県内で初めて。

 1日の発表は計26人(県24人、宮崎市2人)、2日は計30人(県23人、宮崎市7人)だった。30人の感染者発表は第2波のピークだった昨年8月2日と同じ。県内の感染者は計813人で、死者は計9人。

 1日の感染者は都城市が13人、延岡市が4人、日向市宮崎市が各2人、都農町、美郷町、門川町、三股町、五ケ瀬町が各1人。2日は都城市が14人、宮崎市が7人、国富町が3人、三股町が2人、えびの、小林市都農町東京都が各1人だった。

 県教委などによると、クラスターが発生したのは運動部の合同練習で、宮崎市1校、都城市2校、延岡市1校の生徒49人、教職員6人が参加し、12月26日に延岡市の屋内体育施設であった。その後、発熱を訴える生徒が現れ、2日までに4校の生徒21人、教職員1人の計22人に加え、家族3人の感染がわかった。県教委は他校と部活動交流を11日まで実施しないよう全県立学校に通知した。

 都城・北諸県圏域の感染者数は、1日までの1週間では人口10万人あたり35・5人で、国の指標「ステージ4」の25人を上回っている。相次ぐクラスターや感染者の増加を受け、河野俊嗣知事は2日、記者会見を開き、「今は感染急拡大の瀬戸際。このままでは都城・北諸県圏域の外出自粛や、県下全域への感染拡大緊急警報の発出をしなければならない」と危機感をあらわにした。(矢鳴秀樹、神崎卓征)

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