天理大、明大に雪辱 関西勢36大会ぶりの頂点なるか
佐藤祐生
ラグビーの第57回全国大学選手権大会は2日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝があり、早大が帝京大に33―27で競り勝って2季連続の、天理大は昨季準優勝の明大を41―15で破って2大会ぶり3度目の決勝進出を果たした。
早大は前半、フッカー宮武の2トライなどでリード。後半も2トライを奪って帝京大の追い上げをかわした。天理大は明大から前半に3トライを奪って主導権を握り、後半もトライを重ねて突き放した。
決勝は11日(東京・国立競技場)。早大は2季連続17度目の、天理大は初の優勝を狙う。天理大には関西勢として1984年度の同志社大以来の頂点もかかる。
2年前の決勝、天理大は明大に敗れた。雪辱の機会。頭は冷静に、しかし、プレーは激しく、因縁の相手をのみ込んでいった。
前半24分、5―5の同点に…
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