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 アフリカ西部ニジェールで2日、二つの村が武装集団に同時に襲撃され、約100人が殺害された。AFP通信などが伝えた。同国西部や南部の国境付近で活動するイスラム過激派による襲撃の可能性があるものの、詳細は明らかになっていないという。

 同通信などによると、襲撃されたのはマリ国境に近い西部ティラベリ州の二つの村。地元当局者は「約100台のバイクに乗ったテロリストが襲撃した。一つの村で最大70人が死亡、もう一つの村でも約30人が死亡した」と話した。地元国会議員は、以前住民が武装集団のメンバー2人を暴行していたと説明しており、報復の可能性がある。

 この日は同国で先月実施された大統領選の1回目の投票の結果が発表され、現職のイスフ大統領のもとで内務大臣などを務めたモハメド・バズム氏の勝利が伝えられたばかりだった。

 ニジェールや隣接するマリ、ブルキナファソ、ナイジェリアの国境付近では国際テロ組織「アルカイダ」やイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に影響を受けた武装勢力が活動しており、昨年は計数百人の市民らが殺害された。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)