青学大、巻き返して復路Vで4位 原監督「いい負け方」

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 箱根駅伝往路で首位と7分35秒差の12位に沈んだ青学大は復路を2秒差で制し、4位でフィニッシュした。復路でも区間賞の選手はいなかったが、5人全員が区間4位以内に入る安定した走りで巻き返した。

 7区では、10位でたすきを受けた近藤幸太郎(2年)が区間3位の走りで3人抜きを見せ、さらに上位を狙う流れを作った。「往路の出遅れで逆にプレッシャーを感じることなく、わくわくしながら走れました」と近藤は振り返る。その後も追い上げ、10区では一時、東洋大をかわして3位に浮上する場面もあった。

 チームの柱だった主将の神林勇太(4年)をけがで欠いた穴は大きく、総合2連覇の夢は早々に破れた。それでも、前日は「ゲームオーバー」と語っていた原晋監督はレース後、明るかった。

 「未来永劫(えいごう)勝てるわけではないのがスポーツ。復路優勝は来年につながるいい負け方だったと思う」

 今年のメンバーが7人残り、来春にはまた高校駅伝で活躍した選手が入ってくる。「レースの流れを変えられるスーパーな選手を何人か作りたい」。視線は来季に向いていた。