[PR]

 年末年始を家族と過ごした人たちのUターンがピークの時期を迎えた。官公庁や企業の仕事始めを前にした3日、JR仙台駅の新幹線ホームにはスーツケースを抱えた人たちが行き交ったが、いつものような混雑はなく、静かな年始となった。

 JR東日本によると、3日午後4時の時点で、東北新幹線上り線は自由席の乗車率が最大40%。昨年の同時期では100%を超える列車もあった。年末年始に新型コロナウイルスの感染者が増えて医療態勢が逼迫(ひっぱく)するのを避けようと、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が先月、休暇の分散取得で混雑を避けるよう求めていた。

 甲府市に単身赴任している会社員男性(32)は、宮城県内で暮らす妻が妊娠中で、年末から3日間の正月休みは2人でゆっくり過ごせたという。「コロナが早く落ち着いてほしい」。茨城県土浦市で不動産業を営む男性(65)は、1週間の休みをとって仙台市内の自宅に戻り、妻と長男と過ごした。「今年も家族ともに健康でいたい」と話した。(井上充昌)

関連ニュース