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 新型コロナウイルスの影響下で迎えた正月の3日、静岡市はオンラインによる成人式を開催した。同市駿河区の草薙球場に新成人が集まる予定だったが、年末の感染拡大を受けて、実行委員会メンバーの新成人らで行う式をネット中継する形となった。

 成人式の来賓は田辺信宏市長だけで、17人の実行委員による「新成人の誓い」や、自分たちで編集した市内の風景を収めた動画、クイズなどを配信した。

 予定では晴れ着姿の約4300人が球場の客席に座るはずだったが、式典のほとんどは球場の会議室で行われた。

 実行委員会はウェブ会議を取り入れて約半年かけて準備したが、運営するSNSには「中止すべきだ」といった声も寄せられたという。同市に住民登録がある新成人は約6500人で、3日夕方までの動画再生回数は3351回だった。委員長で常葉大2年の矢原正信さん(20)は「コロナでの成人式の新しい幕開けになった。壁にぶつかっても前を向き続けられる大人になりたい」と語った。(矢吹孝文)

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