脱出すべき場所になった香港 国安法半年、止まらぬ亡命

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奥寺淳=広州、古谷浩一
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 香港国家安全維持法国安法)が施行されて先月30日で半年が経った。中国政府の指示の下で厳しさを増す民主派への抑圧は、香港のみならず海外に暮らす香港人をも縛る。「高度な自治」を支えてきた司法の独立も揺らぎ、香港の将来への不安は深まる一方だ。(奥寺淳=広州、古谷浩一

SNSのつぶやきにも恐怖

 香港でいま何が起きているのか。日本の人たちにも知って欲しい――。

 そんな思いを抱く在日香港人の若者らが先月、東京都目黒区で展覧会を開いた。一昨年、香港で相次いだ抗議デモで実際に使われた手作りガスマスクやヘルメットなどを展示した。

 「締め付けが強まり、香港でやれることは限られている。いまは海外にいる私たちが頑張らなければ」。案内してくれた女性の表情は真剣だった。

 ただ、国安法は香港以外での…

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