ワクチン接種、いつ・誰から?首相「感染対策の決め手」

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富田洸平
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 「私も率先してワクチンを接種します」

 新型コロナウイルスのワクチンについて、菅義偉首相は4日の記者会見でそう強調し、2月下旬までに接種を始めるという目標を示した。東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に政府が緊急事態宣言の検討に入り、感染状況は厳しさを増している。ただ、ワクチンの接種が今回の流行の波を抑えることに効果があるかは、現時点ではわからない。

 菅首相はこの日の会見で、これまで「2月中」としていた治験データがまとまる時期について、「日本政府から米国本社に強く要請し、今月中にまとまる予定であります」と説明。「前倒し」を求めたことを明らかにした。

 念頭にあるのは、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発したワクチンだ。

 昨年12月18日、厚生労働省に承認申請された。政府は今年6月末までに6千万人分(1億2千万回分)の供給を受けることで同社と基本合意している。

 すでに提出されているデータに加え、前倒しされた治験データの提出を受けて、医薬品の審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)や厚労省の部会で審査。安全性や有効性を判断する流れになる。承認されれば無料で接種を受けることができる。

 接種はどのような順番で、いつから始めるのか。

 政府の方針では、医療従事者

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