「とにかく緊急事態宣言」 国動かした小池知事の危機感

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軽部理人、長野佑介
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 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、菅義偉首相は4日、首都圏1都3県での緊急事態宣言発出を検討すると表明した。宣言発出に後ろ向きだった政府が決断する起点となったのが、東京都小池百合子知事が抱いた危機感だ。年末年始も途切れることのなかった政府と都の攻防で何が起きていたのか。

 「早速ご対応いただいたと考えているし、今のポイントはスピードだと思う」

 小池氏は4日昼、緊急事態宣言発出の検討表明を受けて、そう記者団に強調した。

 小池氏が、最初に緊急事態宣言に言及したのは12月30日。急きょ開いた臨時会見で、「年末年始で感染を抑えなければ、宣言の発出を国に要請せざるを得なくなる」と自ら切り出した。大みそかの翌31日には、都内の感染者が1337人と過去最多を更新し、都庁内の危機感は一気に高まった。

 ただ、都関係者によると、小池氏は臨時会見を開いた30日の時点で、すでに政府に宣言発出を要請する意向を固めていた。

 決め手となったのは、12月…

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