英でアストラゼネカのワクチン接種開始 まず53万回分

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ロンドン=下司佳代子
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 英国で4日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大が開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。当面はすでに確保した53万回分を、高齢者や医療従事者らリスクの高い人から優先して接種していく。

 このワクチンは昨年12月30日、英国が世界で初めて承認していた。米欧などで承認され、接種が始まっている米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発したワクチンが零下70度での保存が必要なのに対し、このワクチンはふつうの冷蔵庫と同じ2~8度で保管できる。その扱いやすさから、接種が飛躍的に加速すると期待されている。英国は1億回分を注文しており、日本政府も1億2千万回分(6千万人分)の供給を受ける契約を結んでいる。

 ワクチンの効果を長続きさせるため、間隔をあけて2回接種する。ただ英国では、1回の接種でも「かなりの効果」が見込めるとしており、確保できる量が限られる中、感染するとリスクの高い人たちにできるだけ多く、1回目の接種を受けてもらうことを優先する。英政府は、それが「最も効果的に死亡率を下げ、重症例を減らし、医療サービスを守ることにつながる」と説明している。

 ワクチンの審査当局は、1回…

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