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竜党のつぶやき 中日ドラゴンズへの深すぎる愛

 うーん、なんとも阪神がうらやましい。本当に優勝する気が満々なんだ、とわかる補強ぶりだから。それに比べて、わがドラゴンズは……おっと年明け早々、嘆いていてはいけませんね。

 中日にだって福留孝介が戻ってきたじゃないか。彼の存在がドラゴンズに形にはならないパワーを与えるのではないか、という話を今回は書きたいと思う。

 ただ、福留加入がいわゆる「補強」なのか、と言えば首をかしげる。年末年始のストーブリーグにおける補強問題について、最初に少し触れさせて欲しい。

今年も、毎週火曜日の朝に中日ドラゴンズにまつわる話題をお届けします。よろしくお願いいたします。コラム「竜党のつぶやき」は毎月第1火曜日に配信します。

 まずは、ドラゴンズファンのみなさま、新年あけましておめでとうございます。久々にAクラス入りを果たした昨シーズンの勢いで、ホップからステップを飛ばしていきなりジャンプ! 目標は2011年以来のリーグ制覇である。今年こそ、天高く駆け上る昇竜の雄姿をぜひ見たいですね。

 だが、これまでの戦力補強状況を見ると、何とも心もとない。「隣の芝生」が青く見えるせい、もあるのだろうが……。

虎はチェン・ウェインら助っ人8人

 タイガースはやる気だ。投手陣では、韓国プロ野球(KBO)で昨シーズン、20勝2敗、防御率2・54とすさまじい成績を残したラウル・アルカンタラに、ロッテから元ドラゴンズのチェン・ウェインも獲得。強力な先発をそろえたほか、昨シーズンのセーブ王ロベルト・スアレスも予想に反して残留。打線では、韓国2冠王のメル・ロハス・ジュニアの獲得も決まって、外国人8人体制を維持。誰かが故障したり、不調に陥ったりしても、この戦力の厚みがあれば戦力低下は最小限に抑えられるだろう。

 タイガースばかりではない。コロナ禍の打撃で球団収支が苦しいという割には、今年のセ・リーグはどの球団も派手めな外国人補強しているのではないか。

 ヤクルトもかなり目立っている。山田哲人、小川泰弘、石山泰稚と流出がうわさされた投打の主力が全て残留したうえ、ソフトバンクから内川聖一も加入。19年シーズンにMLBマリナーズで21本塁打を放ったドミンゴ・サンタナや、ベネズエラ出身の中距離打者ホセ・オスナを獲得した。この打線が機能したら、破壊力で巨人を上回るかもしれない。ヤクルトは15年のように、前年最下位から突然優勝するチーム。今季はダークホースではないかと思う。

 ヤクルトの衣笠剛社長は、「今年の収支は過去最悪の赤字になるだろう。ただ、12球団の下の2~3球団に入る程度」(本紙12月17日の「プロ野球12球団社長らに聞く」より)と語っているものの、攻めの補強でファンを喜ばせている。

 巨人も抜かりはない。MLBで96発、移籍した韓国リーグでも本塁打王や首位打者に輝いたエリック・テームズを獲得。もう1人、MLB通算196発の大砲ジャスティン・スモークも獲得調査中と報道された。FAで獲得した梶谷隆幸を1番におき、2番坂本勇人、3番丸佳浩、4番岡本和真……というのが原辰徳監督が構想する打線だという。そこに大砲が2人も加入したら、相手投手はどこで気を抜けばいいのか。

 それに比べ、契約3年目の与田剛監督に「球団85周年に優勝」を厳命したという割には、わがドラゴンズの補強ニュースは寂しい。

大野雄大の残留が最大の補強、な…

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