副市長、月70万円で公募 求む「変革おこす攻めの要」

東谷晃平
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 広島県安芸高田市は4日、2人目の副市長の公募を始めた。人口減少に苦しむ市に「変革を起こすための攻めの要」と位置づけ、多角的な視点を持つ民間経験者などを全国から募る。観光や医療福祉の事業に取り組んでもらう予定だ。

 安芸高田市は一昨年7月の参院選を巡る買収事件で混乱した。元法相で衆院議員の河井克行被告=公職選挙法違反罪で公判中=から現金を受け取ったとして、当時の市長が昨年6月、頭を丸刈りにして記者会見し、辞職。正副議長を含む3人の市議も辞めた。

 その後の市長選で元副市長を破って初当選したのが当時37歳の石丸伸二市長だ。就任後、県の前・企業総務課長を副市長に迎え、2人目の副市長を公募で選ぶことにした。

 2人目の副市長の任期は今年4月1日から4年間。給与は月70万円。対象は企業や官公庁などで5年以上働いた経験がある日本国籍の人で、職種や性別は問わない。今月31日まで人材サービス会社「エン・ジャパン」のサイトで応募を受け付ける。

 書類審査と適性検査、2回の面接を経て2月末に内定を出し、2月末からの定例市議会で副市長の人事案を提案する予定だ。

 記者会見した石丸伸二市長は「課題が山積するこの市を一緒に変えてくれる人、強い使命感を持つ人に応募してもらいたい」と話した。(東谷晃平)