文科相「一斉休校避けるべきだ」 中高大入試も実施要求

伊藤和行
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 政府が新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を首都圏の4都県に出す方針を固めたことを受け、萩生田光一文部科学相は5日、臨時会見を開き、幼稚園や小中高校の地域一斉の休校は避けるべきだとの考えを示した。今月の大学入学共通テストは予定通り実施するとし、各大学の個別試験や中高などの入試についても予定通りの実施を求めた。

 萩生田氏は、感染者は増えているものの、現時点で子どもの発症や重症化の割合は低く、学校から地域に感染が広がった例は少ないことから、「自治体の判断となるが、地域一斉の休校は社会経済活動全体を停止する場合にとるべき措置で、学校のみを休業することは避けるべきだ」と話した。大学にも、感染対策をした上で対面授業が必要な場合は実施するよう求めた。

 一方、学校の部活動は、寮や合宿での感染が多いことから、地域や活動内容に応じて感染リスクが高い活動は制限することも必要としたが、「文科省として一律にやめるよう申し上げることはしない」と述べた。(伊藤和行)