日産ローグ、販売好調 でも工場が増産要請を恐れる理由

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聞き手・北川慧一
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 日産自動車が昨年10月に米国で売り出した輸出専用のスポーツ用多目的車(SUV)「ローグ」がよく売れている。だが、生産する日産自動車九州(福岡県苅田町)の冨山隆社長は「増産要請が怖い」と、手放しでは喜べない思いを語る。コロナ禍は生産や採用の現場にも影を落としている。

拡大する写真・図版日産自動車九州の冨山隆社長=福岡県苅田町

 新型コロナウイルスが世界的な流行に拡大した昨年4~6月ごろ、日産九州の生産台数は前年比7割減まで下がった。モデル末期だった先代ローグの生産が打ち切られ、在庫調整が続いたからだ。期間従業員の採用もいったん止めた。

 夏ごろから回復し、新型ローグの生産が本格化した現在は、ほぼフル稼働になっている。期間従業員の採用も再開した。

 今年3月の生産台数は、コロナの影響を受けた前年同期の1・5倍を見込んでいる。他の自動車メーカーも増産を進めていて、人材が取り合いになっている。

 ローグの売れ行きは現在も好…

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