キリン堂、赤字店舗を閉鎖へ MBO成功で6日上場廃止

橋本拓樹
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 ドラッグストアチェーンのキリン堂ホールディングス(HD、大阪市)は5日、上場している東証1部での株式の取引を終えた。同HDは経営陣による自社買収(MBO)を成功させており、6日付で上場廃止となる。関西などに約370店を展開しているが、赤字店舗の閉鎖を進めて収益力の改善を図る方針。

拡大する写真・図版キリン堂の店舗=2020年9月、大阪市中央区、加茂謙吾撮影

 昨年9~10月に米系ファンドのベインキャピタルと組み、約340億円を投じて株式公開買い付け(TOB)を成立させた。現在、同HDの株式はベインが6割、創業家が4割を保有する。今後、店舗ごとの採算性を精査し、新たに3~5年程度の中期経営計画をつくるという。同HDの担当者は「短期的には収益の悪化は避けられない」と説明。店舗再編後の状況を踏まえ、再上場するかどうかを検討する考えを示した。(橋本拓樹)