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 小中高校と特別支援学校で昨年6~12月に新型コロナウイルスに感染したと報告された児童生徒は6159人だったと、文部科学省が5日発表した。11月25日までは3303人で、約1カ月間で倍近くに増えた。文科省によると、自治体の報告が遅れたケースもあるが、家庭内感染が半数以上を占め、感染の再拡大に比例して児童生徒にも感染が広がったとみている。

 文科省によると、6159人のうち、家庭内感染は3341人(約54%)▽学校内感染は964人(約16%)▽家庭・学校以外の活動・交流などでの感染は511人(約8%)▽経路不明は1303人(約21%)だった。症状があるのは2947人(約48%)で、重症者はゼロ。教職員では830人の感染が報告された。幼稚園児は235人、幼稚園の教職員は149人だった。

 萩生田光一文科相は5日、臨時の記者会見を開き、緊急事態宣言が出た場合でも地域一斉の臨時休校は避けるべきだとの考えを改めて示した。文科省は同日、教育委員会や自治体に、学校で感染者が1人出ても学校全体を休校とする判断は控え、休校するとしても学級や学年単位など必要最低限にとどめるよう求めた。(伊藤和行)