622感染、過去最多 黒岩知事が手術延期を要請

新型コロナウイルス

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 神奈川県内では5日、新型コロナウイルスの感染者622人と死者6人が発表された。1日の感染者としては昨年12月31日の588人を上回り、過去最多を更新。県は病床の逼迫(ひっぱく)を受け、延期できる手術の延期を一部の医療機関に要請した。

 また、横浜市が昨年12月24日発表の1人と今年1月2日発表の2人の計3人の感染を取り下げた。これで、県内発表の感染者は延べ2万3511人、死者は296人(いずれも朝日新聞集計)になった。

 居住地別では横浜市253人、川崎市119人、相模原市42人、厚木市27人、平塚市22人、大和市20人、茅ケ崎市19人、藤沢市18人、鎌倉市15人、綾瀬市10人、小田原市7人、三浦、伊勢原市と大磯町6人、秦野市5人、横須賀、座間市寒川町4人、逗子、海老名市葉山町2人、南足柄市湯河原町1人、都内7人、非公表20人。亡くなったのは横浜市の70代女性、90代女性、80代男性2人、相模原市の80代男性、鎌倉市の80代男性。

 コロナ患者をすぐに受け入れられる県内の病床の利用率は、4日現在で80・31%。重症者用に限ると89・77%で、88床のうち9床しか空いていない。

 県によると、冬は救急医療が必要な重篤な患者が多いため病床確保が難しく、昨年末からは新規感染者の入院先の調整に苦労する状態が続いているという。県の推計では、もし病床が拡大できたとしても、今のペースで患者が発生すると、2月6日ごろには入院患者数が病床数を超える。

 黒岩祐治知事は5日の会見で、病床確保のため、コロナ患者を受け入れている医療機関に対し、延期できると判断した入院手術は1カ月ほど延期するよう要請したことを明らかにした。ただ、通常の医療とは両立させるとして「必要な治療や検査はためらわずに受け、受診控えはしないで」とも呼びかけた。

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