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 【福岡】「これはええぞ」「どうか」。北九州市中央卸売市場(小倉北区)で5日に初競りがあり、競り人のかけ声が早朝の場内に響いた。

 午前5時半ごろ、ベルの音とともに水産物部の競りが始まった。タコやサンマ、マダイなど入荷した約23トンの鮮魚が次々と競り落とされた。小倉北区の黄金市場で鮮魚店「活魚いのうえ」を夫婦で営む井上清子さん(73)は、イワシやカツオを競り落とし「新鮮な魚がそろっていて良かった。早く店に届けたい」と笑顔で語った。

 市によると、昨年は新型コロナウイルスの影響で魚の消費量が落ち込んだことにより、鮮魚の取扱額は4月が前年より約3割、5月は約2割それぞれ減ったという。濱武志・中央卸売市場長は「今年はコロナが収まり、魚を取り扱う人たちが元気になる1年になってほしい」と話した。

 水産物部に続き、青果部でも初競りがあった。(板倉大地)

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