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 【秋田】佐竹敬久知事が5日、陸上自衛隊に横手市への災害派遣を要請した。記録的な大雪で屋根の雪下ろしが追いつかなくなっており、住民の生命や財産を保護する差し迫った必要性があると判断した。県が大雪で自衛隊に災害派遣を要請するのは、2006年1月以来となる。

 県は5日、知事を本部長とする災害対策本部を設けた。本部会議では横手市では屋根に積もった雪の重みで倒壊のおそれがある住宅が増えていることが報告された。横手市は約5千世帯分の除排雪などを要望している。佐竹知事は「自衛隊が全部やるのは無理だ。倒壊の恐れがある家屋を市でチェックして住民に不公平感が出ないようルールをつくってほしい」と述べた。

 陸自秋田駐屯地は6日早朝から約100人態勢で、同市山内地区に向かう。高齢者世帯の家屋や木造小学校校舎の屋根の雪下ろしなどを行うという。

 県は支援策として4日に雪捨て場用に河川敷を横手市に提供。県が除雪を委託している業者のうち比較的雪の少ない県北部地域から、除雪機械やオペレーターを同市に派遣する方針。(佐藤仁彦

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