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 県立萩高校(山口県萩市)人文社会科学科2年生の5人が、「東洋美人」で知られる澄川酒造場(萩市)の協力で甘酒をつくった。東洋美人と同じ麴(こうじ)と、萩市産の酒米「山田錦」を使って製造。「東洋美人の甘酒2020」はノンアルコールで、上品な甘さが特徴という。

 5人は地域の課題をテーマとする授業の一環として、日本酒の需要拡大について検討。未成年でも飲めるノンアルコールの甘酒をつくることを決め、同校卒業生で澄川酒造場の澄川宜史(たかふみ)社長に協力を求めた。

 5人が昨年12月に挑んだ甘酒づくりは澄川酒造場にとっても初めて。製造期間は10日間で、300ミリリットル入り瓶約1千本が完成した。

 今月4日、生徒らが萩市の松陰神社で販売したところ、用意した150本が1時間ほどで完売。6日にも、市内のスーパーで1本税込み330円で販売する。

 甘酒づくりに挑んだ上田響希(ひびき)さん(17)は「分からないことが多かったけど、麴や素材の甘さが際立つおいしい甘酒になった」。指導した澄川さんは「みんな真剣に取り組んでくれた。今後の甘酒づくりの継続についても検討していきたい」と話した。(林国広)

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