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 絶滅の恐れがあるとしてワシントン条約で国際取引が原則禁止されている希少動物のインドホシガメを不正に譲り渡したとして、静岡県警は6日、大阪府八尾市の男(41)を種の保存法違反(譲渡の禁止)の疑いで逮捕した。譲り受けた販売業者の30代の男も同法違反(広告・譲り受けの禁止)の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、八尾市の男は昨年4月ごろ、香川県内の販売業者の男に兵庫県淡路市でインドホシガメ10匹を約20万円で譲り渡した疑いがある。販売業者の男は昨年8月ごろまで、インターネット上に販売用の広告を掲載した疑いがある。

 インドホシガメは国際希少野生動植物種に指定されており、譲渡や広告には環境相の登録票が必要になる。2019年11月にワシントン条約の「付属書1」に引き上げられ、国内での取引が規制された。

 静岡県警はサイバーパトロールで広告を見つけ、取引を把握したという。(戸田和敬)