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 羽田空港で国際線が発着する第3ターミナル。その2階には、シャッターで閉ざされている場所がある。特別に開けてもらうと連絡通路が現れ、真新しい横長のビルへと通じていた。

 日本の「空の玄関」ではいま、二つの複合開発プロジェクトが進んでいる。二つの翼に見立てて、その名は「羽田グローバルウイングズ」。案内してもらったのは、このウイングズの一翼で、開業を待つ「羽田エアポートガーデン」(12階建て延べ約9・1万平方メートル)だ。

 「世界中のお客さまが羽田で24時間、快適に過ごせるための施設です」。約4・3ヘクタールの国有地を借り、開発・運営を担う住友不動産グループの担当者は胸を張る。2020年4月開業の予定だったが、コロナ禍で延期になっている。連絡通路や1、2階には和のスイーツや料理、土産物など約90店、2階以上に入るプレミアホテルには、要人向けのスイートルームやジムもある。

 最上階の12階には宿泊客以外も利用できる天然温泉(約2千平方メートル)があり、目の前の多摩川の先に京浜工業地帯を見渡す開放的な景色が広がっていた。天気次第で富士山も見える。露天風呂、岩盤浴、サウナ、テレビ付きソファもあり、至れり尽くせりだ。

 1階の一角には首都圏のほか仙台、京都、金沢など主要都市とつなぐバスターミナル(15停留所)も完成。「リピーターの訪日客に地方の魅力も楽しんでもらえる」という。

「羽田グローバルウイングズ」のもう一つの翼である再開発の詳細や、コロナ禍によって直面する課題を記事の後半でお伝えします。

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