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 コロナ禍に伝統文化はどうあるべきなのか。狂言師の野村萬斎さん(54)に尋ねました。語られた伝統や型の在り方は、コロナ禍に変化を強いられた現代人への生きるヒントのようでした。

 ――演劇界もコロナの影響を大きく受けていますよね。

 世田谷パブリックシアターで芸術監督をしているのですが、そこでは稽古の最終日に中止が決まりました。やっと晴れ舞台に移ることができるというときですから、本当にそれはがっかりすることでした。

 コロナ禍で生命の危機も感じるし、演劇の死も頭をよぎります。でも能や狂言をやっていると、長い歴史観の中に生きているせいか、700年近い歴史の間には同じような状況があったと思うんです。

 疫病もありましたし、応仁の乱…

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