NY原油、50ドル台を回復 サウジの減産表明が好感

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ロンドン=和気真也、オーランド=江渕崇
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 米ニューヨーク市場で、原油先物価格がほぼ10カ月ぶりに1バレル=50ドル台を回復した。原油価格は昨春、初のマイナス価格に沈む局面もあったが、経済再開の動きとともに回復が続いてきた。市場はサウジアラビアなど主要産油国の減産にも期待を寄せる。ただ、足元では新型コロナウイルス感染の再拡大が広がり、エネルギー需要への影響も懸念されている。

 5日のニューヨーク商業取引所では、原油価格の指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が急反発。一時、1バレル=50・20ドルと昨年2月下旬以来となる高値をつけた。終値は前日比2・31ドル(4・85%)高い1バレル=49・93ドルだった。

 有力産油国のサウジアラビアが5日、自主的に世界供給量の約1%に相当する日量100万バレルの減産を表明したことが好感された。この規模の減産は、数年前までOPEC全体の削減目標にしていた量に近い。

 世界でコロナ危機が深まる中、石油の需要回復の足取りが重いとみたサウジは、一段の引き締めで原油価格の下支えが必要と判断した。

 一方、サウジが盟主の石油輸…

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