欧州、繰り返すロックダウン アメとムチ、各国ジレンマ

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野島淳=ベルリン、河原田慎一=ローマ、疋田多揚 ワシントン=香取啓介、ニューヨーク=藤原学思
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 新型コロナの感染拡大を受け、欧米各国は規制強化に乗り出している。欧州では相次いで飲食店の店内営業禁止などを伴うロックダウン都市封鎖)を実施。手厚い休業補償を設ける一方、違反者には厳しい罰則を科している。規制強化と緩和を繰り返し、収束は見通せない。

 「さらに厳しい措置が不可欠だ」。ドイツメルケル首相は5日、ロックダウンの強化を発表する記者会見で、感染者増による医療システムへの過剰な負荷を指摘し、危機感を示した。

 学校や保育園の閉鎖のほか、持ち帰りや宅配を除く飲食店や大半の小売店の営業禁止といった規制は、当初の予定から3週間延長した。少なくとも今月末までは続ける。また、感染者が多い地区では、半径15キロ以上の移動を制限することも決めた。

 イタリア政府も5日、週末の飲食店の店内営業を終日禁止することを決定。英国政府も同日から、3回目のロックダウンに入り、大半の店や学校を閉じている。

飲食店、欧州でもやり玉に

 クリスマス時期に人の往来を緩めた国が多いなか、各国で感染者数が急増したり、高止まりしたりといった状態が続いている。一定期間の規制で感染が落ち着くとのもくろみは外れ、店舗閉鎖などの規制をせざるを得なくなったというのが実情だ。

 欧州でも、やり玉に挙げられ…

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