感染者などに「追試」設定も、入試目前…緊迫の3学期

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石原剛文、宮坂麻子、三島あずさ、阿部朋美
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 本格的な入試シーズンを控えた6日、首都圏の一部の小中高校で3学期が始まった。4都県に緊急事態宣言が出される見込みとなり、学校ではオンラインで始業式をしたり、時差登校にしたりするなど、コロナ感染防止策に追われている。

 千葉県柏市立手賀東小学校では6日朝、オンラインで始業式があった。

 児童らは教室で、両手を広げて距離を取り、着席。スクリーンから、校長室の佐和伸明校長が「もしかしたらまた臨時休校になって、学校に来る日数が少なくなってしまったら、とっても嫌だなと思っています」と話し、学校での授業や休み時間を大切に過ごすことを呼びかけた。

 4年生の女子児童(10)は「体育館でたくさん集まることができないのはさみしいけれど、声が聞こえるので、(始業式が)中止になるよりいい」と話した。

 同市では今年度中に、市立小中学校の児童生徒に1人1台の端末を配布予定だが、同校は研究校として、すでにパソコンが全員に配布されている。昨春には自宅でのオンライン授業を実施しており、「仮に臨時休校になっても準備はできている」としている。

 休校などの影響で、三が日明けの4日から始業した学校もある。

 その一つ、都立白鷗高校・付属中学校(東京都台東区)は、感染予防のため受験を控える高3生だけはオンライン授業とした。だが、緊急事態宣言が出されることを受けて全学年を8日からオンライン授業に切り替え、週1回の登校日を設ける。同校では、1月下旬に海外帰国生と在京外国人の入試、2月頭には中学入試も予定されている。「感染が広がってきた以上、安全を第一にできる限りの予防策を考える」と善本久子校長は話す。

 一方、始業日を遅らせる学校もある。

 私立青稜中学校・高校(品川区)は、8日に予定していた始業日を12日に延期した。さらに、時差登校とし、授業は3時間目から始める予定だ。青田泰明校長は「生徒の不安を拭う意味でも、緊急事態宣言前にこのような策を取った。今後の様子次第だが、万が一の時は、全面オンライン授業に切り替える準備は整えてある」としている。首都圏だけでなく、関西地方でも、同様に始業時期や時間を遅らせる学校も出てきている。

 状況が緊迫するなか、高校入…

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