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 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は6日、平壌で開催中の党大会で、国防力を「より高い水準に強化する」と報告した。朝鮮中央通信が7日に伝えた。核ミサイル開発の推進を改めて示したといえる。

 同通信によると、6日は党大会の2日目が開かれ、これまでの活動総括が行われた。同通信は国防力強化の具体的内容に触れていないが、元韓国国家情報院分析官の郭吉燮(クァクキルソプ)ワンコリアセンター代表は「核や弾道ミサイルをさらに高度化、大量生産して実戦配備する目標が提示されたとみられる」と分析する。

 米韓の情報当局は、衛星情報などから平壌の金日成広場で軍事パレードの準備が進んでいるとみている。8日は正恩氏の誕生日でもあり、党大会に合わせて軍事力を誇示し、国威発揚を図るとみられる。

 北朝鮮は昨年10月、朝鮮労働党75周年の軍事パレードで、新型とみられる大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開した。ただ、発射実験などは行われておらず、米韓はまだ開発段階とみている。(ソウル=鈴木拓也)