拡大する写真・図版モノレール首里駅そばで朝の街頭演説をする国場=昨年9月末、那覇市内

[PR]

 国会議員が有権者に向き合う場には政治の今が詰まっている。衆院選も近づく地元を訪ね歩いた。

 元日の午前、那覇市街のモノレール首里駅そばの交差点。衆院議員の国場(こくば)幸之助(47)が演説を始めた。この衆院沖縄1区に自民党から出て10年以上、ほぼ毎週末に立ち続けている。

 国政で一強の自民党だが、米軍基地問題を抱える沖縄では厳しい。党員数は47都道府県で最も少なく、県議会、那覇市議会とも野党。当選3回の国場も過去2回の選挙では共産党の赤嶺政賢(73)に敗れ、比例区で救われた。

 この街頭演説に足を止める人はまれだ。私が訪ねた昨年9月末もそうだったが、この時は地元への吉報があった。「菅内閣の外務政務官に任命されました」。外務省で大臣、副大臣、政務官の三役に沖縄出身者が就くのは初めてだ。

拡大する写真・図版国場の事務所に飾られた、菅義偉内閣の外務政務官への辞令=昨年9月末、那覇市内

 「沖縄には万国津梁(ばんこくしんりょう)という言葉があり、かつて琉球王国として東アジアで生きていくため各国からかけがえのない存在として認められるよう努めてきた。そんな外交を目指す、と外務省幹部たちの前であいさつしました」

名刺破られても自民にいる理由

 拍手代わりのクラクションを鳴…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら