感染者急増、大阪も危機感 時短要請の延長を検討
森下裕介
近畿各地は新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の要請をしていないが、大阪府や兵庫県は6日に過去最多の新規感染者を確認し、危機感を強めている。大阪府は大阪市内の居酒屋などに対する営業時間の短縮要請について、11日までとしている期限の延長を検討。8日に対策本部会議を開いて決める。
大阪府内の新規感染者は11月22日の490人をピークに12月上旬から減少傾向にあったが、年末年始は300人前後と横ばいに。1月6日に560人を確認し、最多を更新した。
府感染症対策課によると、経路不明や40代未満の感染者の割合が増えており、担当者は「クリスマスから年末年始にかけての若者の行動の影響が出ている」と分析する。府幹部は「できるのは時短要請くらい」として、要請の延期を検討している。
兵庫県では6日に248人の感染を確認。200人超は2日連続となった。(森下裕介)
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