背後から黒人銃撃「正当防衛」 米警官の刑事責任問わず

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ニューヨーク=藤原学思
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 米中西部ウィスコンシン州ケノーシャで昨年8月に黒人男性が背後から警官に銃で7発撃たれた事件で、地元検察は5日、警官の刑事責任は問わないと発表した。「正当な防衛権の行使だった」と判断したが、抗議デモが再び活発になる可能性がある。

 事件は昨年8月23日に起きた。ジェイコブ・ブレークさん(29)が、自らの子どもが乗っていた乗用車に乗り込もうとしたところ、警官から撃たれた。

 検察によると、車は子どもの母親が所有しており、ブレークさんはこの女性の自宅に入って車の鍵を奪ったため、女性が警察に通報した。ブレークさんは3カ月前、この女性を性的暴行したとされ、逮捕状が出ていた。検察はまた、ブレークさんが手に刃物を持ち、刃先を警官に向けたと指摘。警官が「刃物が手から落ちるまで発砲した」と説明していることも踏まえ、「正当な防衛権の行使だった」と判断した。

 ブレークさんは、下半身不随…

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