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 栃木県内で確認された新型コロナウイルスの直近1週間の新規感染者数が、人口比(10万人当たり)で6日現在、全国の都道府県で3番目に多いことが、朝日新聞社の集計で分かった。7日に出された政府の緊急事態宣言の対象1都3県のうち、埼玉県と千葉県よりも多い事態となっている。

 栃木県内の感染状況は、この年末年始で一変した。県によると、12月の1日当たりの新規感染者数は、14日までは10~23人の範囲で持ちこたえていた。ところが28日は53人で、初めて50人を突破。1月5日には136人に達した。

 各都道府県が日々明らかにしたデータを朝日新聞社が集計したところ、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者(発表数)は、6日時点で栃木県が29・24人。前週(12月24~30日)の15・36人からほぼ倍増した。東京都と神奈川県に次ぎ、全国で3番目に多い。

 福田富一知事は「クリスマス前後の多くの方の過ごし方が、今日の数字に反映されたのではないか」と分析。「医療機関は手いっぱいの状況で、これから先、入院患者が増えれば一般診療に影響が出る」と、感染防止対策の徹底を訴えている。(津布楽洋一)