拡大する写真・図版巫女の京香さん(左)と芳村一実宮司に挟まれ、リラックスした様子を見せる神馬のいづめ=2020年12月12日午後3時10分、大阪府豊能町吉川、関宏美撮影

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 【大阪】1月2日、1頭の馬が神官の女性を背に乗せ、大阪府豊能町の山あいを駆け抜けた。吉川八幡(よしかわはちまん)神社の神馬「いづめ」の「走り初め」だ。

 まもなく、いづめはツイッターにこう書き込んだ。

 「おれなぁ、今日走り初めしてきたどどん 南(午〈うま〉)の方角にしか走ったらダメなんだどん(中略)いっしょうけんめい走ったどどん」

 牡馬(ぼば)のいづめが神社にやってきたのは一昨年6月だ。この年の令和への改元と、新天皇の即位を記念し、埼玉県の牧場から奉納された。全国でも希少な日本在来の木曽馬と対州馬を掛け合わせた和種だ。名は弓道の「射詰(いづめ)」にちなんで芳村一実(もとみ)宮司が命名した。

 平安時代に源氏の一族が興したとされる神社がまつる八幡神(応神天皇)は武の神として知られ、ご神体は馬にまたがっている。神社には昔も神馬がいたと伝わるが、江戸時代に資料が焼失し、詳細は不明だ。

 芳村さんらは改元という「特別な機会」に、神社にとって「特別な存在」である馬を迎えようと考えた。

 神馬を選ぶとき、芳村さんは毛…

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