米でコロナワクチン接種後、21人に強いアレルギー反応

新型コロナウイルス

野口憲太
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 米国内で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けた約190万人のうち、21人に呼吸困難などのアナフィラキシーと呼ばれる強いアレルギー反応が起きたことがわかった。米疾病対策センター(CDC)などが6日付の週報で公表した。

 ワクチンは、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発したもの。昨年12月14~23日に報告されたデータを分析した。

 接種後に有害事象(ワクチンとの因果関係にかかわらず、接種後に起きた好ましくないできごと)が報告されたのは4393人(0・2%)。このうち175人は重いアレルギー反応の可能性があり、21人はアナフィラキシー反応と判断された。全員が治療を受け、4人は入院した。経過を追跡できた20人はその後、回復した。

 17人は過去に何らかのアレルギー反応があり、7人は狂犬病インフルエンザワクチンなどでアナフィラキシー反応を起こしていたという。21人のうち女性が19人を占めた。

 報告書は、アナフィラキシー反応は命にかかわる可能性があると指摘。症状が出た人に使う治療薬を、接種会場に十分に準備することや、過去のアレルギー反応があった人は接種後の観察期間を長くするなどの対策を求めている。

 報告書はウェブサイト(http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7002e1別ウインドウで開きます)で読める。(野口憲太)

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