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 7日の米ニューヨーク株式市場は、バイデン次期政権の財政出動への期待などから、主要企業で構成するダウ工業株平均が続伸した。前日比211・73ドル(0・69%)高い3万1041・13ドルと、史上初めて3万1千ドルの大台に乗せて取引を終えた。最高値の更新は2日連続だ。

 米南部ジョージア州で投開票された連邦上院選の決選投票は、2議席とも民主党が確保した。連邦議会の上下院とも民主党が支配することになり、バイデン次期政権がめざす大型経済対策への期待が市場で高まった。

 債券市場では、景気の回復や政府債務の拡大を見込んだ米長期金利の上昇(国債価格は下落)傾向が続いており、利ざやが増えるとみられる金融株が大きく買われた。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大きく上昇した。前日比326・69ポイント(2・56%)高い1万3067・48で終え、史上最高値を更新した。

 米市場の流れを受けた8日の東京株式市場は上昇で始まり、一時2万8千円台をつけた。1990年8月以来の高値水準だ。(江渕崇=オーランド、吉田拓史)