[PR]

 米国の首都ワシントンの連邦議会議事堂で、トランプ大統領の支持者が暴動を起こしたことを受け、トランプ氏を非難する市民の声が強まっている。騒動から一夜明けた7日は、ニューヨークやアトランタなど10都市以上で緊急集会が開かれ、市民らがトランプ氏の即時退任を求めた。

 ニューヨークでは7日、ブルックリンで民主党系の地元政治団体が集会を主催した。約200人の市民が参加し、合衆国憲法修正25条の発動や弾劾(だんがい)裁判でトランプ氏を辞めさせるべきだと訴えた。参加者はワシントンの暴動をトランプ氏が扇動したと主張。「民主主義を守れ。選挙を盗むな。我々が団結すれば、決して負けることはない」と合唱した後、街を練り歩いた。

 ニューヨーク州上院議員で活動家の黒人ジャバリ・ブリスポート氏(33)は、「暴動は連邦議会だけでなく、米国民全員に対する攻撃だ。トランプが選挙の結果を覆そうとした結果で、クーデターでもある」と指摘。「責任を負わせ、次の選挙に出すことを防がなくてはならない」と述べた。

 大学職員のエリッサ・ジジさん(53)は「トランプ氏を追い出すことも大事だが、(暴動との関わりが指摘される)白人至上主義者も米国から排除しなければならない」と話した。(ニューヨーク=藤原学思)