鬼の鼻からティッシュ 呪術師?「鬼師」の試行錯誤 

有料記事

小西正人
[PR]

 愛知・三河には「鬼師」が棲(す)む。鬼を自在に操る呪術師、ではなく、鬼瓦を作る職人のことだ。

 その鬼師が「本気でふざけた商品」をつくった。「鬼瓦ティッシュケース」。木製ケースの上に笑顔の鬼瓦があしらわれ、鬼の鼻からティッシュが取り出せる。にらみ顔バージョンもある。1個2万円(税抜き)。約1年前にSNSで発表したとたん話題になり、高額ながら今も毎月5個前後の注文が続く。

 生みの親は、1916年創業の三州鬼瓦の窯元「鬼福」4代目の鬼師、鈴木良さん(36)。愛知県碧南市に窯を構える。

 「本気でふざけた」とは本人の弁だが、背景には「いま求められる鬼瓦」を探す「まじめな」探求の旅があった。

 元々、鬼師を継ぐつもりはな…

この記事は有料記事です。残り1312文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!