富士の裾野に国際教育拠点 トヨタの未来都市と連動構想

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和田翔太、宮川純一
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 静岡県は近く、自動運転やロボット技術などの開発を目的にトヨタ自動車裾野市で計画している「ウーブン・シティ」(Woven City)に連動する形で国際的な教育拠点づくりに着手する。インターナショナルスクールが中心となる見通しで、幼稚園から始める。今後、トヨタとの連携を深め、医薬関連産業の集積などにも生かす考えだ。

 教育の拠点づくりは、川勝平太知事が朝日新聞のインタビューで明らかにした。2月23日に東富士工場跡地で着工されるウーブン・シティでは、トヨタの社員のほか、海外の研究者や企業関係者も居住するとみられ、子どもたちの教育機関が必要となっていた。

 県はこの動きを積極的にとらえ、本格的なインターナショナルスクールが必要と判断。今後、英国・ケンブリッジ大の教育システムを活用した学校などに呼びかける。すでに県首脳らがトヨタ自動車JR東海などが愛知県蒲郡市に設置した海陽学園を視察するなど情報収集に努めている。

 ただ、「小さく産んで大きく育てる」(川勝知事)として、まずは幼稚園から段階的に拡充する構想だ。

 コロナ禍が収まれば国際間の交流が再開する。ウーブン・シティに来る外国人が日本語を習得する機会も多いとみられ、川勝知事は「日本語の国際化が最終的な狙い」として教育拠点は日本語や日本文化の普及にも役立つという認識を示した。

 昨年1月、川勝知事とトヨタ…

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