トランプ氏に高まる批判 米下院議長「弾劾の用意ある」

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ワシントン=園田耕司、渡辺丘
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 トランプ米大統領は7日夜、ツイッターに投稿した動画で「新政権が1月20日に誕生する。私は今後、円滑で整然とした政権移行が行われることに注力する」と述べ、バイデン次期大統領への政権移行に協力すると表明した。トランプ氏は昨年11月の大統領選以降、選挙結果を覆そうと画策してきたが、自らの支持者が6日に連邦議会議事堂に乱入した事件で批判が高まり、姿勢を一転させた。

 民主党のシューマー上院院内総務と、ペロシ下院議長は7日、トランプ氏が大統領の職にとどまるべきではないとして、ペンス副大統領が憲法の規定に基づき、職務上の権限を停止させる手続きを発動するよう求めた。ペロシ氏は「副大統領が行動を起こさなければ、弾劾(だんがい)に向けて準備を進める用意がある」とした。トランプ氏の任期は残り2週間を切ったが、共和党内からも職務停止を求める声が出ており、責任追及の動きは強まっている。

 6日は、大統領選でバイデン氏の勝利を確定させる上下両院の合同会議が開かれた。トランプ氏はワシントンに集結した支持者に対し、連邦議事堂で抗議するよう呼びかけ、その後に一部が議事堂に乱入し、一時占拠した。トランプ氏は7日の動画で乱入事件を「暴力、無法、大混乱」と非難し、「法律を犯した者は責任を負う」と述べた。また、政権移行に協力するとしたうえで、「いまは癒やしと和解が求められる時だ」と呼びかけた。

 ただ、トランプ氏に対する批…

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