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 【愛知】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大村秀章知事は緊急事態宣言の発出を求めると明らかにした。感染者が多い名古屋市では昨年12月、それまで少なかった医療・福祉施設での感染者の割合が急増するなど、経路に変化が見られる。

 市によると同月の感染経路は家庭が最も多く22・0%(11月は17・9%)だった。医療・福祉施設では複数のクラスターが発生し、13・7%(同4・3%)となった。県医師会の柵木充明会長は「みんなで食事をする福祉施設は一つの家族のようなものだ」と指摘する。県などによると7日時点で名古屋市天白区の名古屋記念病院ではクラスター関連の感染者が100人となった。

 職場は7・2%(同8・3%)、会食は4・0%(同3・7%)でほぼ横ばいだった。接待を伴う飲食店は2・2%(同7・9%)と激減している。

 市は施設内での感染は多くの感染者が出ても接触者が特定しやすい集団だが、会食や飲食店での感染は「囲い込めない」とする。浅井清文医監は「(囲い込めない集団が)ベーシックに感染をキープするエネルギーになっている」と話す。感染者を減らすためにはこのような集団を少なくすることが必要だという。

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