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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が1都3県に緊急事態宣言を発出したのを受け、徳島県は7日夜に対策本部会議を開いた。県民に対し、宣言期間中の1都3県への不要不急の往来自粛やマスクの着用など感染予防の徹底を呼びかけることを決めた。

 飯泉嘉門知事は会議で、7日の国内の新規感染者数が7千人を超えたことに危機感を示し、「感染拡大の波が衰えていない。1都3県への不要不急の往来は控えてほしい」と訴えた。その他の地域への往来についても、訪問先の感染状況や自治体の要請に沿って慎重な行動を求めた。

 また、国の「Go To トラベル」停止などを受け、「経営にダメージを受ける事業者の増加が懸念される」とし、県内経済や雇用を支えるための補正予算案を今月下旬の臨時議会に提案すると表明した。今後の感染拡大やワクチン接種の開始に備え、保健所の体制強化も進める考えも示した。(吉田博行)

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 徳島県は8日、県内で新たに20~50代の男女5人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。うち4人が軽症で、残り1人は無症状という。県内で確認された感染者は計221人になった。

 県によると、兵庫県の20代の会社員男性は仕事で4日に来県した。2日に兵庫県の感染者と接触があったという。北島町の50代の会社員男性は年末年始に愛媛県の家族宅に滞在し、5日に発熱した。その後、家族の感染が判明した。阿南市の40代の自営業男性は年末年始に県内の飲食店や商業施設を利用。徳島市の医療事務の50代女性は年末年始に岡山県の家族が自宅に滞在し、7日にこの家族の感染が判明した。徳島市の20代の男子大学生は年始に関西方面の家族宅に滞在し、4日に高速バスで自宅に戻ったという。

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